今年も残りわずかということで、主要なところをかいつまんで、だいたいの時系列順に振り返りなど。
＜1.ウクレニカ＞
岡田徹さん（ムーンライダーズ、CTO LAB. 等）・吉田孝さん（ローズ・アンリミテッド、5thガーデン）・夏秋文尚さん（ジャック達、こまっちゃクレズマ 等）との新感覚ウクレレユニット、ウクレニカ。
結成とアルバムリリースは昨年でしたが、レコ発などでライブを数本やりました。
見た目が完全にレスポールのエレキウクレレを買って、E-Bowを使ったりなど、スタジオ音源とはまた違った面白いアプローチができたのではないかと。
＜2.焚火社「雨糸」への参加＞
新居昭乃さんがWEBマガジン「焚火社」へ寄稿してくださった楽曲「雨糸」に、フィンランド民族楽器・カンテレの演奏で参加。
焚火社に関してはそれまでも裏でいろいろと関わってはいたのですが、今回は先述の新居さんや焚火社主宰の外間隆史さんはじめ、くじらの杉林恭雄さんや細海魚さんといった、個人的に多大な影響を受けた方々と姉共々共演させていただけたというのは、特別に感慨深いものがありました。
「雨糸」は焚火社ホームページにてフルで聴くことができます。
http://www.takibisha.com/
＜3.TEMBO THE BADASS ELEPHANT発売＞
作編曲はもちろん、効果音含め音周り全てを担当した海外向けゲーム”TEMBO THE BADASS ELEPHANT”が発売。
まさかこの時代に1タイトル丸々音をやる機会がいただけるとは思いませんでした。
ベトナムの民族楽器であるダン・グエ、ダン・モイ、ダン・トゥルンといったものを取り入れたりして、今までの自分の引き出しにはなかったちょっと実験的なアプローチもできたような気がします。
＜4.自主アルバム制作開始＞
完全に一からオリジナルでアルバムの制作を始めました。
今でこそお仕事で色々な方から発注を受けて音楽を作る、ということをしているわけですが、自分の原点は完全オリジナルの音楽作り。作る喜びを見出したのもそこでした。
ここ何年もそういったことは本格的にはできてなかったのですが、それが故に本来自分がどういうものを作る人なのか周りがみんな知らない状況になってしまったな、というのと、だからこそあいさつ代わりの一枚みたいなものがあった方がいいのかな、という思いもあり、久々に一歩踏み出してみました。
基本、演奏含め音楽的には自給率の高いわたくしですが、今回は一部ボーカリストやプレイヤーをお迎えして、すでに録りなどもスタートしています。ここのところ仕事が詰まっていったん滞ってしまっていましたが、来年のリリースに向けて頑張ってみようかなと。
こんな感じでしょうか。これを見ただけでも何屋なんだかよくわからない感じではありますが、たぶん来年以降もそんな感じで進行していくでしょう（何）。
もう一つ大きいお仕事もあるのですが、そちらは現在進行中でまだ書けることがありません（笑）。
引き続きマイペースを崩さない感じでいくと思いますが、みなさま来年もよろしくお願いいたします。