1/26に、佐々木宏人さん率いるfairly hairy situationの主催ライブを観てきました。
一番手の村上ユカさんは、オリエンタルな香りも漂うキャッチーなテクノポップ。美しい高域が映えるボーカルも素晴らしい。
元々はVita Novaに参加されているので知ったのだったかな。個人的にバックグラウンドも近かったりしてずっと気になっていたので、ようやく生で聴けてよかった。
二番手のイーラちゃん楽団(夜)は、この日としては異色な音。室内楽のような編成ながら、ちょっとふざけたようでいてその実とても高度な演奏。マイケルジャクソンの「スリラー」など、不思議な選曲もあって、なんだか可笑しくも楽しい時間でした。
三番手はNeoBallad。こちらはすでにCTO LAB.等との対バンでも何回か拝見していますが、民謡の持つエキゾチックな魅力とテクノポップのデジタルな音色、さらに上領さんのパワフルで正確なドラムが加わり、相変わらず唯一無二の存在感。
そしてトリのfairly hairy situation。曲自体の良さはもちろんですが、ライブ用にリアレンジも施されていたそうで、それもあってか、より一体感を増した音がとても気持ちいい。新しいバンドがどんどん(良い意味で)変化していく過程を見ている感じがすごくします。
今回はベースの貝塚さんはいらっしゃらなかったですが、この状態で参加されるケースというのも含め、今後がまたさらに楽しみです。
どのアーティストもとても見ごたえのある、良いイベントでした。