去る2021年3月24日、長い闘病生活の末、父が亡くなりました。
享年75歳でした。
昨年の夏には、お医者様からこの夏を超えるのは難しい、とまで言われていましたが、そこからなんとか命を拾い、今回も次の治療についての計画を進めている中でのことでした。
数々大きな病気を抱えていたことも考えれば、よく頑張ってくれたという思いもありますが、同時に様々な後悔の念も尽きません。
もっとも、これはどんなにやりきったとしても完全に逃れることは難しいのかな、とも思います。
先日焚火社にて発表した「ハナシノブ」は、厳しい状況下ではありつつも元気に戻ってきてくれることを祈って書いた歌でしたが、残念ながら餞の歌となってしまいました。
しばらくはこの空虚感と付き合いながらの時間が続きますが、早く元の生活に戻れるように気持ちを強く持っていきたいと思います。
Category:日々徒然|
2021年3月30日