去る8月7日、Zabadak吉良知彦さんのお別れ会”katami wake”に行ってきました。
会場ロビーでは吉良さんの使用されていた楽器やライブのセットリスト、レコーディングの資料の展示が。
足鈴とともに展示されていた主をなくした靴が、嫌が応にも改めて吉良さんの不在を感じさせます。
しめっぽくはしたくない、という主宰者の意向もあり、スタッフトークやミュージシャントークは笑いもありつつの和やかな雰囲気で進んでいきました。
それでも小峰さんはじめ、涙してしまう人も多かったのは仕方のないこと。
Zabadakの名を冠した場所におそらく20年以上ぶりぐらいに登られた上野洋子さんも、「遠い音楽」を歌いながら涙されていました。
私自身も、Zabadakに出会ってから早四半世紀弱。
あの知らせを耳にしてからもう一月以上が経ちましたが、まだまだ心に空いてしまった大きな穴は埋まりそうにありません。
ただこれからも、Zabadakの音楽を大事に聴いていくことは勿論、それに大きな影響を受けた身として恥ずかしくない音楽人生を送りたい。
そんな思いを新たにしました。
Category:日々徒然|
2016年8月12日